Kevin PhillipsによるPixabayからの画像
突然ですが、あなたは「WordPress(ワードプレス)」がどうやって出来たか知っていますか?
こんにちは、かおきぬ★です。
先日、WordPressの創始者「マット・マレンウェッグ」さんのインタビュー記事を読んで感動したので、ちょっとシェアさせてください。
WordPressとは?
完全にオープンソースのソフトウェア。
世界のWebサイトやブログの17.5%がWordpressを利用して作られている。(2015年時点の情報なので現在はもっと多いはず)
日本でも多くのブログやサイトが、このWordPressによって作成されているため、ブログ運営を始めたい方であれば、一度は耳にしたことがあるでしょう。
もちろんこのサイトも、WordPressで作成しています。
WordPressが他のブログサービスと違うところは、ソースコード(ワードプレスがどういうコードで構成されているのか、そのレシピ)を完全に公開しているという点です。
ユーザーは、運営会社などに縛られることなく、自由にそのソフトを利用・改良することができます。
無料という点では、アメブロなどのブログサービスと同じ?と思われがちですが、実態は全く違います。
■WordPressはボランティアで作成された!?
WordPressを創ったのは、当時まだ未成年だった「マット・マレンウェッグ」と、彼に賛同した「マイク・リトル」という2人の天才です。
2人が元々使用していたオープンソースのソフトウェア「b2」(ワードプレスの前身ともいえるソフト)の創始者が突如いなくなり、マレンウェッグがそのことについてフォーラムに書き込みをしたことが発端となりました。
b2の未来が見えなくなって残念であるということや、もし新しいソフトウェアを作るとしたら…といった内容です。(ざっくりw)
その書き込みがマイクの目にとまり、2人で新しいソフトウェアの開発をしないかと持ち掛けたのです。
彼らは、何か大きなビジネスを始めようとか、大金を稼ごうといった目的で始めたわけではなく、あくまでもボランティアとしての取り組みでした。
当時マレンウェッグは学生(フリーランスで色々していたようですが…)、マイクはプロのプログラマー。お互いにインターネット上でしか会話をしたことがない状態。
住んでいる場所も仕事もまるで違う2人が、お互いに力を合わせて作り上げたのが、今日の「WordPress(ワードプレス)」なのです。
その時流通していた既存の有料ソフトウェアは、すでに世界中でも多くのシェアを占めており、今更新しいソフトウェアを作っても難しいだろうと、誰もが思ったそうです。
実際、彼らの挑戦には批判的な声もあったんだとか…。
しかし、既存のソフトウェアがライセンスの改定を行ったことがきっかけ(料金設定の改定など)で、多くのユーザーがWordPressへ流れることとなりました。
WordPressはオープンソースであるがゆえに無料で使え、さらに創り手次第で変わるようなライセンスなどもありません。
圧倒的な自由。
それがWordPressの最大の魅力でした。
■名もなき2人の挑戦
今でこそ、会社を起ち上げ、世界中に社員を抱える彼らですが、最初はほんの些細なやり取りから始まっています。
「こんなのあればいいな」
を本当に創りあげてしまう力。
彼らは「行動力の天才」と言えます。
どれだけの時間と労力をかけても無給であるとしたら、それに取り組もうとする人はほとんどいないでしょう。
きっと大多数の人が、「誰か作ってくれないかな〜」と嘆いて終わりです。
誰もやらないこと。
だからこそ、当たればデカイ。
新しい何かが生み出される時、そこには必ず批判的な声が上がります。
「今更無理だ」
「できるわけない」
「現実的じゃない」
しかし、今私達が当たり前に使っているほとんどの文明品が、その批判をぶち破って生まれてきました。
飛行機、スマートフォン、ドローン…
昔の人が鼻で笑い飛ばしたであろうものが、今や街にたくさん溢れています。
そう考えると、「笑われる」ということは、とても重要なことかもしれませんね。
今後大きく成功する可能性をたくさん秘めているということですから。
■笑われていこう
何の根拠も無いのに「辞めておいた方がいい」と、要らぬ忠告をしてくる人。
陰口を言う人。
偉そうに説教してくる人。
すべてにおいて否定的な人。
そのくせ代替案は持っていない人。
…
そういう人達はだいたいにして、「一般人が成功できるはずがない」と、頭から決めつけています。
「挑戦できない人」ほど、人の成功を信じず、応援することすら拒むのです。
思考が停止した人の意見ほど、役に立たないものはありません。
涼しい顔で嘲笑を受け流し、淡々と自分の道を進んで行くしかないですね。
そして、数年後、笑えないくらい凄い奴になってやりましょう。
■おわりに
今回、WordPress創始者のインタビュー記事を読んで、私はひとり布団の中で、猛烈に感動していました。
ボランティアでこれを作りあげるなんて、よほどの情熱がなければできないこと…。
さらに完成したWordPressを日本語に訳した方にも、大大大拍手を送りたいところです。(途方もない時間がかかったことでしょう)
※今回拝読にさせていただいたインタビュー記事はこちらです。
興味のある方は読んでみて下さい。
↓

さて、次は私達が、誰かに刺激を与える存在になる番ですね。
常識に囚われず、ガンガン笑われていきましょう。
心のワクワクに忠実に!
Bon Voyage!
かおきぬ★
PS:そういえば、今年は梅雨入りが遅かったですね。
これから夏本番ですが、災害や豪雨などにはくれぐれもお気をつけください。