こんにちは、かおきぬ★です。
寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は私がキャバ嬢時代からお世話になっている先輩のお話です。
彼女は18歳の時からずっと水商売をしています。
私と出会った時は34歳くらい、私は21歳でした。
それから今に至るまでとても仲良くさせていただいているのですが、最近、仕事について悩んでいることがあるようです。
それは、40歳を越え、なかなか面接(飲み屋さんの)に受からなくなってきたということ…。
これは、水商売あるあるですね(;^ω^)
とは言え、お店によっては「酸いも甘いも経験した落ち着いた女性」を募集する場合もあるので、若ければいいという事もありませんし、
モデル級の美魔女や、お客様や売り上げをたくさん持っている女性であれば、ある程度の年齢になったとしても、むしろ引く手あまたでしょう。
先輩も年齢よりはかなり若く見えますし、美人です。
話も上手ですし、気遣いも完璧。
私自身、彼女とご飯に行くととても癒されますし、私が体調を崩してしまった時などは、夜中でもすぐに駆け付けてくれる優しい女性です。
しかし、お店に求める条件と、お店側が求める条件が、まったく合わない場合が多いようです。
彼女が求める条件は…
・40代後半の女性でもOK
・お酒を飲まなくてもいい
・お客様を呼ばなくてもいい(売り上げを上げなくてもいい)
・礼儀作法に厳しくない
・毎日出勤できる
・高時給
…これ、働いていた立場からすると、めちゃくちゃ理想的な条件ですw
もちろん、こんな職場であれば楽しく稼ぐことができますよね。
実際にこういうお店も無いことは無いですし。
ただ、ほとんどのお店が、「この条件を飲むのであれば20代限定で」と答えるでしょう。(直接本人には言わないでしょうが(;^ω^))
水商売全盛期の時代でも、この条件で雇ってくれるお店を探すのは至難の業です。
先輩は美人で人当りもいいので、すべてのお店で不採用という事はないのですが、ずっと働き続けることは難しかったようです。
最初はフルで出勤できていたのに、次第にママ(もしくはオーナー)の采配で、「売り上げのある若い女性」を優先的に出勤させるようになり、先輩の出勤が減らされる…。
ここ数年の間に働いたお店は、ほぼそれでした。
最近になってようやくいい感じのお店に入店できたと話していたのですが、それも束の間、また同じような状況になりそうだとのこと…。
彼女は昼間働いているわけでもないので、出勤を減らされると生活ができません。
焦って別のお店の面接を受けに行っているようですが、なかなか受からないと嘆いていました。
■水商売は舐めたらあかん
彼女も若かりし頃は、クラブやキャバクラで指名もあり、お客様もいっぱい抱えていたはず。
なのにどうして今、頼りになるお客様がいないのか…。
それはきっと、お客様に気に入っていただく努力を怠ったことが原因でしょう。
「若くて美人」というだけで指名されることは多々あります。
しかし、本当にそれだけの力でしかお客様をつかんでいなかった場合は、年齢を重ねてから、新規のお客様をつかんで行くことがとても難しくなります。
努力の仕方を知らない、もしくは努力したくない。
このどちらかになってしまうからです。
お水の女の子達は、皆一流の営業マンでなくてはいけません。
下手したら24時間休みはありません。
いつ何時お客様から連絡が来るか分からないからです。
キャバ嬢なんてそれが顕著で、自分の給料は自分で稼ぐ!ぐらいの気合がないと、お店によっては相当惨めな思いをします。
私も現役時代は、どうすれば指名が取れるのかで頭がいっぱいでした。
毎日顧客管理ノートとにらめっこし、営業電話をかけ、同伴の約束を取り付け、お客様の誕生日にはプレゼントを買い、毎週毎週、売り上げグラフをチェックしていました。
しかし、そんなに本気になれたのは20代後半からです(;^ω^)
私も若さにあぐらをかき、20代前半までは、「とりあえず出勤したらお金がもらえる」と考えていました。
若さってお金になりますからね…ほんと(切実)
結局、「いつまでもこのままじゃだめだ!」と気づくのが遅いか早いかなんだと思います。
特に年齢によって採用が判断されるような職業では、本人の力量が嫌と言うほど問われますからね。
まぁ別に、ずっとその職業を続けなければならないなんてルールは無いので、「その道でそんなに頑張りたくないな」と思うのであれば、お昼の仕事にチェンジしてもいいと思います。
頑張りたくはないけど、どうしても水商売がいい!というのであれば、もう何かしら妥協するしかありません。
現に、条件を下げれば楽なお店はたくさんあります。
例えば、お酒が飲めてノリがいい子であれば、お客様を呼ばなくていい!というスタンスのお店もありますし、時給は安いけど、ママのお手伝いを数時間してくれればいい。などなど…。
それでも、永遠に雇ってもらえる保証はありませんけどね。
水商売はそんなに甘くないです。
夜の蝶が羽ばたける時間は短いのです。
自分のお店を持ったとしても、営業努力を怠っていればすぐに潰れてしまいますからね。
■楽をしたいなら
私はその先輩の将来がとても心配(勝手にw)になったので、この際、お昼の仕事をやってみてはどうかと提案しました。
というか、ずっと言い続けているww
彼女は今まで一度もお昼の仕事を経験したことがありません。
そのため、昼間働くことに関し、何かとてつもない恐怖を感じているようです。
「パソコンできないし」
「朝起きれないし」
「年だから難しいこと覚えられないし」
といった感じ(;^ω^)
(※ちなみに起業なんてもってのほかだそうですw)
たしかに新しいことにチャレンジするのは誰でも勇気が要りますよね。
できないことをできるようになるまでに、どれくらいかかるのかも分からないし。
ただ、このままだと先輩の老後はお先真っ暗になってしまいます。
前回の記事でもお話ししたとおり、死ぬ寸前まで働くなんて絶望です。
さらに水商売ともなれば、先輩はもうあと数年で、どこでも雇ってもらえなくなる年齢…。(今のマインドのままだと)
ー前回の記事ー

今のうちから、どんな仕事に就いても適応できる力をつけておかないと、かなりヤバいです。
とりあえず、私がパソコン関連、ネット関連、事務職などで働ける最低限必要なスキルについて、徹底的に教える(マンツーマンw)ので、どうか検討してほしいとだけ伝えました。
(かわりに冷や汁作ってと頼みましたw宮崎の郷土料理w)
本人は特にパソコンに苦手意識があるようなので、これを取り払うのにかなり根気が要りそうです。
大切な先輩であり友人なので、どうにか説得する気でいますが、これからどうなることやらww
パソコンが苦手な人がよく言うのが、
「そもそも苦手だから」「覚えるのが面倒だから」
…。
まず、「そもそも得意な人」なんていません。
生まれつきパソコンできる人なんていないでしょ?
そして「覚えるのが面倒…」じゃなくて、
「面倒な仕事をしたくないから覚える」べきなんです。
少しでも楽な仕事をして、ある程度の収入を得たいのなら、パソコンは必須です!!
パソコンが使えるだけで、選べる仕事の幅も大きく広がりますし、学ぶことを辞めなければ、高齢になってからでも、自宅で仕事をすることが可能です。
起業じゃなくても、在宅でできるライターや文字起こしの仕事などもありますからね。
もちろん、それがすべてとは言いません。
パソコンが使えなくても、手に職持っていれば生きていけますし。
(需要があることが大前提ですが)
ただ、手に職もなく、夢もなく、営業活動もしたくないのであれば、一定期間無理をしてでも、スキルを磨く時間を作るべきですね。
後々楽をするために、今、努力するんです。
そしてそれは、今を楽しみながらでも充分可能です。
一日2時間勉強する!とかだけでも全然違いますからね。
逆にそれ以外の時間は、自分の好きなことをして過ごしたらいいんです。
どうせ昼間ずっと寝ているくらいなら、少しだけ私のパソコン教室(先輩専用のww)を受けてみても損はないですよね?w
お金もかからないしねw
身近に無料で教えてくれる人がいるのなら、それは何かの縁です。
ここぞとばかりに、吸収すべし。
そして、最終的にうんと楽ができるようになるといいね。。。
…と、思うかおきぬ★なのでした。
おしまいw
PS:私も楽をするために、今頑張っていることがたくさんあります!
それと同時に、しゃかりきに遊んで、しゃかりきに学んでいます。
すんごい忙しいですwww
オン・オフ大事♪
楽しみ大事♪
人生ずっと勉強ですね。
かおきぬ★は、自身の経験から、ストレスフリーな生き方や、起業・転職に関する記事を書いています。
興味のある方は一度目を通してみてください。